2019年センター試験の伝説?
はい、受験生の皆さん、センター試験お疲れさまでした!!
え、直後にこんな記事を読んでいる人なんていないって?
うーん……
センター試験というと、全国の現役生・浪人生・その他の一部が全身全霊をかけて受験する日本のテストです。まあ大学に進まない方は全く関係ないんですが。
私も昔はセンター試験で気をかなり揉んでいたのでわかります。自分の人生が数百のマークだけで決まってしまう!なんて考えれば、そりゃ大変なはずですよ。気を揉むのも当然ってやつ。
マークが一つずれたときの焦燥感。
国語のマーク番号が合わない時の衝撃。
トイレで行われる答え合わせ。
こんなのも、センター試験を受けたことがない人しかわからないだろうなー!!という感想です。
※国語の問題は一問が8点、ひどいときには10点にもなります。医学部、旧帝大志望なら、そんなのを2問か3問間違えただけで他の受験生と差がついちゃうのです。
さて、今年のセンター試験もいろいろあったみたいですよ。ちょっと見ていきましょう。
「も」ということは…… そこに気づいたアナタは賢い!センター試験って、だいたい毎年何か大きなことが起こってるんです!今回は今年のだけじゃなくて、歴代のセンター試験におきた伝説も一緒にまとめてみました!!
まずは今年のから!!
2019年
ケモナー&百合好きのための文章
動物や獣人を好む「ケモナー」(ケモノにerがついた)や、女の子たちがいちゃいちゃしているのを好む「百合好き」の方にはたまらない、という文章が出題されました。
教科は国語の古文。
その名も「玉水物語」。
あらすじはこうです。
美しい姫君がいて、彼女にキツネが一目ぼれ。
なんとか彼女に会いたいと思うあまり、少女に化けて人間界に現れ、お仕えすることに成功。
詳しくはこちらを。
非常に、よい。よきかな。
センター英語の"the character"
こちら、もうニコ動の大百科に記事がつくられていました。仕事が速すぎる。
出てきた画像はこんな感じ。
これは笑う。
"What might the character look like?"(そのキャラクターはどんな感じ?)の問題文に、「どれも違うわ!!!」とツッコミたくなるような、そんな面白おかしい絵が描かれています。確かにリスニングは全国60万人が受けるということで、あまりマニアックな問題を出すことはできないのですが、それにしても他になかったのだろうか。
ツボってしまって集中力が途切れ、解答に差し支えた人も大勢いそうな予感です……。
しかしリスニング問題としてはよく練ってあって、
「マンガのキャラクターを考えよう」
「野菜にしたらどう?」
「いいね、でもインパクトほしいから、羽を生やそう」
ということでまず野菜を絞り込み(ニンジン、キュウリ)、その後羽が生えたニンジンに絞る、という方法です。どれが野菜か果実か知らないと解答できないという点で、良問です(ほんとか?)。ちゃんと聞き取れないと絞り込むことができない、良問です。
2018年
ムーミン
「ニルスのふしぎな旅」「ムーミン」「小さなバイキングビッケ」がつくられた国名と、その言語を当てる地理の問題。これ、なかなか良い問題なんです。
まず、ムーミンの国籍がどこかわかっていれば一発、というただの雑学問題じゃない点。というのももう一つの選択肢である「小さな」云々の「バイキング」は、どっちかというとフィンランドよりノルウェーのが有名。バイキングというのは「ノルウェーの入り江に住む人々」という意味だから。
それを知っていれば、消去法によってムーミンの国籍を当てることができます。
そして言語のほうですが、これは「言語と土地の関係」により抑えることができます。
スカンディナビア半島の地図を見てみましょう。
ノルウェーとスウェーデンは隣同士で、フィンランドだけ離れている。
それを知っていれば、「言語的にはノルウェーとスウェーデンは似てるはず!!」という推測を立てられます。
スウェーデンと似ているのはAなので、Aのほうがノルウェーだとわかります。
ということはフィンランドはBということになり、正解は2番。
おみごとです!!
ムーミンの舞台はフィンランドかノルウェーか…という問題がセンター試験で出てお怒りのみなさんも多いようで…。まだまだ知られてないんだな、と反省、もっと知ってもらえるよう公式サイトもがんばります!これを機にムーミンの世界について知ってもらえると嬉しいな。
— ムーミン公式サイト (@moomin_jp) 2018年1月13日
公式サイトのTwitterに当たる人もいましたが、それらへの神対応も話題となりました。
携帯電話分解
答えは省略。スマホくんが分解されちゃってますね……。
なんというか、センター試験の地理は「思考力」を問うような、面白い問題が多いです。受験生にとってはたまったもんじゃないんでしょうけど、受験期を終えてから見てみると、そう実感しますね。
摩天楼の修羅場
リスニング1問目。
男「見て、これ去年の春に撮った写真」
女「へぇ、お庭が綺麗ね」
男「後ろの摩天楼も良いだろ?」
女「えぇ。」
女「By the way, who's the woman beside you?」
「ところで、あなたの横にいるこの女は誰?」
あーあ、ばれちゃった。てかこういう倫理的に危ういの、出してええんかな。
ラジアン出題
けっこう傾向変えてきてるのかな。現役生だったときには考えられないような問題が出ました。
ラジアンの定義を問う問題。
答えは2番。
理系諸君は簡単に答えられたかもしれませんが、三角関数などを機械的に解いてしまっている方々には、厳しかった問題だと推察します。
センター試験といえば何となく「機械的」「思考停止でも解ける」みたいな先入観があるかもしれませんが、何が起こるかわからなくなってきているので、現役高校1年2年の皆さんは、日頃から「定義」や「公式の導出」の部分から学習するようにしましょう。
2017年
センター試験に被る大寒波
いっつも思うんですよ、てか思ってたんですよ。
なんでわざわざこの時期にするのか??って。
結局今年も来ちゃいました。大寒波。
センター試験、寒波の朝…一部で開始繰り下げ : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
一部の会場では試験開始を繰り下げた。各地の会場では雪による交通機関の乱れを警戒し、前日から会場近くのホテルに泊まった受験生や当日朝に会場まで車で送ってもらった受験生の姿も見られた。
どうやら「今季最強の寒波」らしいです。そのせいで大雪に見舞われ、三重、広島、京都などで開始時間が繰り下げられました。
ちなみに、天気の影響とか電車の故障で遅刻したらどうなるか知ってますか?
再試験を受けにいかなきゃいけないんです。再試験じゃなくて「追試験」と呼ばれます。私の代では京都だったかな、確か。西日本、東日本にそれぞれ一か所ずつ受験会場があって、どんなに離れててもそこに受けに行かなきゃいけない。
それってすごく大変ですよね。だからみんな、家を早めに出たり、会場近くのホテルに泊り込んだりして、なんとか追試験を受けまいとするんです。
そしてもう一つ。追試験が本試験より難しいということ。
本試験を受けるほうが絶対に得なんです。
公共機関もそれを理解しているので、こんなこともありましたね。
JR北海道によると、14日午前7時35分ごろ、北海道旭川市永山1条9丁目の旭川運転所で、約20分後に発車予定だった旭川発札幌行き特急スーパーカムイ10号(5両編成)の車両に不具合が起き、運休した。
各駅でセンター試験の受験生がいないか構内アナウンスで呼びかけたところ、滝川駅(北海道滝川市)で7人の受験生がこの特急を待っていることが判明。駅員が本社側と相談の上、3台のタクシーで北海道岩見沢市内の試験会場まで送った。電車代の払い戻しはせず、タクシー代はJR北が負担したという。
受験生の身になって考えれば当然の対応と言えるでしょう。
なんでこんな寒い時期にやるかなぁ~?と毎年思ってますし、自分の代の時も思ってました。雪が降らないように!とお祈りしたものです。
おまけ
こんなことがあっていいんでしょうかねー。絶対集中力削がれた人いっぱいいますよ。
まあそれがいわゆる「魔が潜む」ということで、運の問題なんでしょうけど。
そんなカンジで始まったセンター試験ですが、肝心の問題もぶっ飛ばしていましたね。
おっぱい。おっぱい。
え、私は狂ってないですよ!!
http://nyushi.nikkei.co.jp/center/17/1/exam/3910.pdf
センター試験国語の小説文「秋の一日」の一文です。
そしてたまたま自分の見知った動物とか鳥とか花とかの形を見出した時には、非常に満足な笑い方をしたが、彫刻の並んだ明るい広い室に這入った時に、女の彫刻を見つけては、
「おっぱい、おっぱい。」
とさも懐かしそうに指しをするのには直子も女中も一緒に笑い出した。
皆さん。いいですか。
おっぱい、おっぱい。
多分自分が受験していたら噴き出していたと思います。受験生には申し訳ないけど。
だって、オッサン達(国語の問題作成委員会)がこれ選んでるんですよ?どんな顔で選んだんだよ、って。もちろんこの文中で決して卑猥な意図はなくて、子どものかわいらしさを表現するものだったんでしょうが、
おっぱいを二回言うセンス。
これはすごいですよ。もしかして、人間の身体に二個あるから、二回言ったんでしょうか。子ども。そして、これを問題に選んじゃう委員会の人たちも。
最高です。
あ、この記事のおっぱい連呼は別にいいんですよ。センター試験の一文を口にしているだけだからセーフ。一般名詞だから法律にもひっかからないし。
twitterにあがっていた画像です。センター2日目。京都大学。
何やってんねん。
妖怪ウォッチ
オワコンなんて言われて久しいアニメですが、日本史Aには妖怪ウォッチが出てきましたね。
(http://nyushi.nikkei.co.jp/center/17/1/exam/5260.pdf、2017年センター試験本試験日本史Aの問題文より引用)
最近のアニメなどで、かわいい妖怪が増えた原因にはどんな社会的変化があるんだろう。
(同上)
よりによって結構マニアックなところを突くなあ。ファンとしてはコマさんあたりに来てほしかったんだけど。ちなみに水木しげるの「日本妖怪大鑑」からも登場。
ちなみに問題文が「下の妖怪たちが登場する背景となる事象に関して述べた次のa~dのうち、正しい組を選べ」というものなんですが。
あのー。そこまで深く考えてないと思いますよ?
水木しげるさんも、妖怪ウォッチのスタッフも。
PPAP?
お次は英語。
(http://nyushi.nikkei.co.jp/center/17/1/exam/1110.pdf、2017年センター試験本試験英語問題文より)
The purpose of the IAYP Video Clip Competition is to provide (39).
(IAYPビデオ制作コンテストの目的は(39)することである)
という問題文で、空欄に当てはまる文を選ぶもの。
ちなみにThe International Association of Young ProducersでIAYPでした。
残念。
ちなみに化学でもPPAPが出たらしいですよ。
【速報】センター化学にPPAP pic.twitter.com/EKSSHUULBf
— Kumo (つ[@豊富] 'ヮ'c) (@Kumo2014) 2017年1月15日
ヒドロキシアゾベンゼン懐かしいなぁ。
猫の名は。
(同上、2017年センター試験英語問題文より)
「アーーーーー!大きなあくびで目が覚めた。なんてすがすがしい朝だろう!いつもよりも冴えているように感じた。鳥のさえずりがよく聞こえる。階下からコーヒーのにおいがする。腕を伸ばして背中を起こすととても気持ちが良い。直立して、手を舐め、顔をきれいにする……え?……何かがおかしい。どうして舌で自分の手を舐めてるんだ?どうして身体に毛が生えてるんだ?何か言おうとしたが、口からは『ニャー』という音しか出なかった」
猫の名は。
どうやら猫と自分が入れ替わってしまったみたいです。この続きが読みたい方は
http://nyushi.nikkei.co.jp/center/17/1/exam/1110.pdfの25ページへどうぞ!
おごってもらえると思ってた?(笑)
(http://nyushi.nikkei.co.jp/center/17/1/exam/1400.pdf2017年センター試験本試験中国語から)
これ、答えは2番です。
なんというか、ATMとして扱われている男の反逆を思わせます。
女性の皆さん、たまには自分で払ってあげましょう。
2日目の問題文が公表されたら続きを書きますが、今からは歴代センター試験の伝説を見ていくことにしましょう。
2016年
リカちゃん人形とやおい
着せ替え人形のリカちゃんは、一九六七年の初代から現在の四代目に至るまで、世代を超えて人気のある国民的キャラクターです。
から始まり、以下ずーっとリカちゃん人形のことを話してます。単純化された人物像が世代を超えて愛されている現状に着目し、『キャラを演じ分けること』のメリットを語っています。
しかし、本当にすごいのはこの文章の注釈。「『やおい』などの二次創作」に注釈があります。
既存の作品を原作として派生的な物語を作り出すことを「二次創作」と呼ぶことがある。原作における男性同士の絆に注目し、その関係性を読みかえたり置きかえたりしたものなどを『やおい』と呼ぶことがある。
http://www.dnc.ac.jp/albums/abm.php?f=abm00007079.pdf&n=2801-0101+kokugo.pdf
BLやんけ!!!!
解いたとき受験生はそう思ったでしょうかね。しっかしまあ、こうも平易な言葉で言い換えられると、なんだろう、大したことないように思えますね。
文章とはいえ、こんなのを全国の学生が受けるテストで出していいのかなぁ。
ちなみに、リカちゃん人形のtwitterのbotがセンター直前に
「センター頑張ってね!受験生の皆さん」的内容のツイートをしたのですが、そこに2016年センター試験受験生のものと思われるアカウントの「〇ね」「〇す」というリプがあったのは爆笑ものでした。その後(botなので)何事もなかったかのように「ケーキ食べたわー」とツイートしててもっと笑いました。
2015年
数学超難化・7倍角
普通、数学2Bの難易度は、平均がだいたい50くらいになるように作られています。
(大学入試センター試験平均点推移(1997~2017) | 受験の月より引用、データは下に続きますが、関係ないので省いています)
こんな感じで。しかし2015年は別でした。数学2Bが超難化して、
39.31点
という非常に低い点数に。その理由はこれにあります。
三角関数ではさすがに「7倍角の公式」なんて習いません。公式丸暗記でやってきた受験生たちが、
7倍角の公式!?知るかよ……!!
となってしまったためだと考えられます。実際は公式を応用させてすぐ解けるのですが。
この年の受験生は気の毒でしたね。
これも。普通の文系の生徒はいちいち「微分の定義」なんて覚えていませんから、解けません。理系なら解けて当たり前ですが。
しかもこれ自体は問題に何も関わらないのに、1問目に出てしまったため全部すっ飛ばしたのでしょう。
省略しますが、数列もヘンテコな問題でした。センター試験らしくないような問題。
そんなカンジで打ちのめされたんですね。受験生たちは。
2014年
あははははははは おほほほほほほほ
またもや国語の小説から。岡本かの子さんの小説「快走」からの一文です。
青空文庫にあります。
「これでも一生懸命だもんで、家からここまで一度も休まずに駈けて来たんですからね」
「俺達は案外まだ若いんだね」
「おほほほほほほほほほほ」
「あはははははははははは」
二人は月光の下を寒風を切って走ったことが近来にない喜びだった。二人は娘のことも忘れて、声を立てて笑い合った。
自分が解いたときは笑ってしまいました。ちなみにここだけ読むと変な感じですが、全部読むと納得!です。
しっかしまあ、こんなのどこから見つけてくるんだろうなぁ。すごいなぁ、委員会。
ちなみに、知り合いの受験生はこれを本番で解いたらしいです。怒ってました。
「人生がかかってるんだぞ!」って。まあ正論。
ちなみに、これと同じ文章に、
爪先立って身をかがめると、冷たいコンクリートの上に手を触れた。オン・ユアー・マーク、ゲットセッ、道子は弾条ばね仕掛のように飛び出した。昨日の如く青白い月光に照らし出された堤防の上を、遥かに下を多摩川が銀色に光って淙々と音を立てて流れている。
"On your mark, get set"があります。
「位置について、よーい」という意味。受験生を鼓舞するために彼女は走りだしました。
源氏物語
これはある意味衝撃的でした。古文に「絶対に出ないであろうとされていた」源氏物語が出題されたんですね。先生や生徒の間でも話題になり、採点中に泣き出した子たちもいっぱいいたとか。
源氏物語は確かに有名なのですが、省略が多かったり文法が難しかったりして、センター試験程度の難易度の試験には絶対に出ないであろう、とされていました。それが古文教師や予備校での共通認識だったんです。
しかし現実は非情である。出ちゃったんですね。
まさに「センターには魔物が潜む」という言葉を表したエピソード。
(大学入試センター試験平均点推移(1997~2017) | 受験の月より引用。表は下に続きますが関係ないので省略しました)
2014年のところだけ平均がぐっと落ち込んでいます。まさかの100点切り。
センター試験の配点は「評論・小説・古文・漢文」で4等分され、それぞれ50点ずつ。
そのうち古文と小説(あははははおほほほほ)が全滅なのだから、そりゃあひどいもんでしたよ。
私も解いてみたんですが、源氏物語は確か一桁点でした。古文の点数が30点を下回ったことがない私がこうだったのだから、これを生で解いた受験生たちの恐怖はすごいものだったでしょう。
2013年
OD
オーバードライブじゃなくて。数学の問題です。
専用の記事が作られたぐらいには話題になりました。
数学1Aの第三問、三角比やら図形の問題が毎年出るのですが、この年もやはり例外ではありませんでした。しかし、その中に登場する「辺OD」の長さが答えられない者が続出。しかも恐ろしいことに、この後の問題が全てODの長さを前提につくられていたため、結局最初のAPの長さしかわからず、
30点中3点
に終わる受験生が大量に発生、こういうAA(アスキーアート)まで作られました。
ある意味、センター数学の伝説です。やっぱり魔が潜んでますね。
スピンスピンスピン
またもや国語の小説。大正時代の小説、「地球儀」からの一節。
同じ部屋の丸い窓の下で、虫の穴がところどころにあいている机に向って彼は母からナショナル読本を習っていた。
「シイゼエボオイ・エンドゼエガアル」と。母は静かに朗読した。竹筒の置ランプが母の横顔を赤く照らした。
「スピンアトップ・スピンアトップ・スピンスピンスピン――回れよ独楽(こま)よ、回れよ回れ」と彼の母は続けた。
こう言われると、母は得意げな手つきで軽く球(地球儀)を回してすぐに指でおさえた。
「フェーヤー? フェーヤー……チョッ! 幾度聞いてもだめだ、すぐに忘れる」
「ヘーヤーヘブン」と母はたちどころに言った。
というような英語のようなヘンテコな文と、スピンアトップの語呂の良さが大うけ。
これも知り合いが受験会場で解いたらしいです。クラスの間で1か月ほど流行ったといいます。そりゃ当然だ。
スピンスピンスピン――
ちなみにこれ、すっごく読みにくかったです。劇中劇が途中で挿入される、時間軸のよくわからん文章なので、読んでて疲れました。
大正時代の文章ということもあり、当時の人々のアメリカに対する想いというか、考え方みたいなものが見られました。
国立国会図書館デジタルコレクション - さむもあこんぽじしゃん. 第1巻
"Some more compsition"でしょうか。ひらがな表記なのが微笑ましいですが、当時の英語の教科書です。
残念ながら設問には絡まないので、スピンスピンスピンのせいで解けなかった……というのは甘えにしかなりません。
しいたけばあさん
英語のリスニングに登場。
ばあさん、
せめてしいたけの柄(?)はとろうよ。固いよ。
どう見てもたってます
英語のリスニングより。
まあ、「もこってる」ぐらいのレベルなら許容されますが、これはやりすぎィ!!
明らかにたってますもん。
555-456-0721
2013年センター試験英語に登場する電話番号。
つまりそういうことです。
胸もみ男性とこの番号、たぶん本番でこれを解いた受験生の反応は3パターンに分かれたでしょう。
解くのに必死で気づかなかった人
愚弄されて怒りに燃えた人
笑いをこらえるのが必死だった人
私はたぶん一番下かな。
2012年
変態仮面
英語リスニングの問題用紙に突如現れた変態仮面。
これだけ見れば、大学入試センターもついに狂ったか……としか思えません。
正解とかどうでもよくなりますね。すっごい服装。変態と呼ばれる所以がわかる気がします。
2011年
ゴ・メ・ン・ナ・サ・イ・ネ
またまたセンター国語の小説から。
水銀で汚染された川にすむお治(おはる)婆さんが発した一言。
汚染された川をゴミの埋め立て場にしようと試みるも、この人の家があってできないため、市から職員が送り込まれます。彼女を立ち退かせるためです。
お治婆さんは強かで、わざと彼に水銀で汚染されたアサリの佃煮でもてなしたりします。話が立ち退きのことになると耳が悪いフリをして、「ゴ・メ・ン・ナ・サ・イ・ネ」ととぼけてみせる。
かなりむかつくでしょ、これやられたら。
うちのクラスでしばらく流行語になりました。人をからかった後に言ってみたり。
以上です、センター試験もいろんな問題が出て、いろんなドラマがあってるんですねー。
何はともあれ、受験生の皆さん、お疲れさまでした!!