ちしきよく。

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【教養】大人が世界史を独学する理由・オススメの方法!



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お久しぶりです。死んでませんが多忙で記事の更新が遅れました。

何が忙しかったかと言うと、実は高校世界史やってたんですよ。

「ちしきよく」というタイトルのブログの管理人のくせに、高校程度の勉強も身につけてないとなると、お里が知れるというか、まあなんというか。

 

前の記事で、「ブログなんて書きたいことがなけりゃ無理して続けるもんでもない」と書きはしましたが、決して書きたいことがなかったわけじゃないんですよね。

むしろ世界史やってて、「うわ~これはブログにまとめたら絶対面白いやろな」なんて考えてました。書きたいことは死ぬほどあるので、独学が終わったらまたまとめます。

 

そんなわけで今日は「世界史を独学するためのオススメの方法」について、書いていこうかなと思います。

対象者は高認の方々、仮面浪人の方々ではなく、あくまで「世界史というものに触れてみたい」という人達。受験をするつもりなら、また別の方法で勉強した方が良いでしょう。

 

……さて。

 

 

 

世界史がなぜ必要なのか

突然ではあるが、こっちの方が慣れているので、常体に戻すことにする。

そもそも私がなぜ「世界史が必要だ」と思い、学ぶことを始めたのか。

先ほども言ったようにこのブログを管理しているから、というのは確かに理由の一つ。

しかしそれだけではない。

「世界史いらなくね?」という理系諸君(主に大学の友人です)からの意見ももっともではあるが、私はそれでも世界史を学んどいて損ではない、という理由をあげることができる。

 

その一つが、「ニュースの理解」だ。

 

 

どこぞの首相がどんなことを言ったとか、何何王が死んだとか、中東方面がまた火花散らしてるとか、キプロスが民族対立でやばいとか、どこかで遺跡が発掘されたとか。

しかし、理系で、しかもかつセンター試験で地理しかやっていない、という人たちは、おそらくこれらのニュースを見てもあまりピンと来ないのではなかろうか。

当然、「高校地理」の範囲でもやりはする。紛争とか宗教対立とか。

だが、そこには「きっかけ」という概念があまり存在しない。

 

つまり、「キプロス島でトルコ系とギリシャ系の対立がヤバい」ということは知っているが、

「なぜキプロスでそんなことが起きてるのか」を説明できるかと言えば、センター試験じゃそんなこと聞かれないからか、急に答えられる人が減ると思う。

世界史は、そういう「流れ」「理由」について学ぶことができる教科である。

 

現在、つまり今だって、過去からのものが連綿と続いてきているのだから、「流れ」ている。流れているのは歴史であり、また時間だ。

だから、流れとしての歴史を学ぶことは、決して無駄ではないように思う。

 

特に中東問題。あそこは世界の火種、現代の火薬庫と言ってもいいほど、ゴチャゴチャしている。

イスラムの過激派組織が存在する、という一言では到底片付けられないほど、様々な問題が山積したままだ。これは高校地理でさえ習う。

特にイギリスくんが戦犯な気もするが……

しかし、「なぜそんな風になってしまったのか?」ということを、ちゃんと時間軸に沿って説明できる人は、そう多くはないだろう。

これも、世界史を学ぶことで、理解できるようになる。

 

次に、外国人との交流。

私が以前ベトナムの男の子と英語でやり取りしていたとき、世間話として「文字」の話を振った。その時は無知だったので、「ベトナムって漢字使うんでしょ」と聞きかじった知識で話していたのだが、彼はやさしく「ベトナムはもう既に漢字を廃止したよ」と教えてくれた。

……世界史やるとわかるんだけど、これほんとひっどいな。

ベトナムは20世紀初めまで漢字を使っていたのだが、19世紀末にフランスによって支配され、その際ベトナム語独特のラテン文字表記方法である「クオック・グー」が取り入れられることで、次第に漢字は忘れられていく。

漢字廃止はいわば向こうの人にとっては「支配の歴史」。

ベトナム人がどう思っているかは知らないが、世界史を学べばこういうデリケートな話に無神経に首を突っ込むことがなくなるだろう。

これはまだ喧嘩にならなかったから良かったものの、歴史に無知で

「ヒトラーってあんなことしたけどかっこいいよね」

「ナポレオンって戦いが強くてかっこいいね」

なんていろんな国の人に言おうものなら、棍棒で追い掛け回されること必至。

侵略・被侵略によって、人物は全く違ったようにとらえられている。

だからこそ、これからのグローバル化社会には、必要なものだと思う。

(もちろん、一生を日本で終え、外国人と交流するつもりなんてない、という方には、無駄になってしまうが……)

 

 

独学するオススメの方法

独学と聞くとどうしても机に向かうイメージがあるが、

これは「大人の教養・たしなみ程度」であることを忘れてはいけない。

……つまりだ。一番の敵は時間ではなく、「自らの学習モチベ低下」なのである。

 

こういう時、最も危ないのは、適当に世界史の問題や教科書を買ってきて、ガリガリ机に向かうこと。

なぜかというと、教科書はまあ、「眠くなる」。確かに網羅性は高く、正しいことが書いてあるのだ。しかし学習は「先生がいろんなこぼれ話とか、流れの説明をしてくれる」という前提あってこそ。

つまり先生のいない独学で、教科書のみを使うとなれば、かなりモチベ維持が困難。

 

例えば中国の漢の時代、武帝という皇帝がつくのだが、その時代には「郡県制」「郷挙里選」「儒学の官学化」「五経博士」などの改革が進められる。

こういうものを見たとき、世界史の教科書は単に「誰々がこういうことをしました」としか載っていないのだが、さっきも言ったように、世界史は流れが大事だ。

実は郡県制らこれらの改革は、全部繋がっている。

郡県制にしたことで多くの官僚が必要だ→郷挙里選で優秀な人をいっぱい雇ってやろう→あーでも反乱こええな→そうだ上に従順な奴らを雇えばいい→「上を敬っとけ」が教えである儒学を官学化しよう→五経博士作って儒学を研究しなくちゃ

というようにだ。

 

だからここは、賢くいこう。ネットを使うんだ。

はい、どーん!!

www.youtube.com

 

叩かれそうなので予防線として先回りして言っておくが、これはステマやアフィの類ではない。

私が学習して本当に「オススメ!」だと思ったものを紹介しているのだから、トライから金は一銭も入っていない。安心してみてほしい。

 

実はトライ、Youtubeに完全無料で動画を上げてくれている。

動画の分数は短いもので12分、長くて20分程度。

そして何より、説明がわかりやすい。

スラスラ頭に入ってくる。それもそのはず、これを教える新里先生は「高校生の時に先生に受けた世界史の説明がわかりやすすぎる」ことに感動し、講師になられたという。

教科書をボケっと眺めるだけでは入ってこない「流れ」についても、きちんと説明が入っている。

 

多忙な大人であっても空いた時間に簡単にみられるうえ、説明もわかりやすいときた。

 

唯一の欠点は、人によっては「喋るのが遅い」と感じることであろう。

しかしYoutubeでは、再生速度を調整して再生することができる。

私のおすすめは1.5倍速である。何言ってるか聞き取れ、また板書がギリギリ追いつく速さだからだ。まあ間に合わなければ、動画だから何度でも聞けるのも、いいところ。

 

1.5倍速での学習が済めば、それで終わり。

なのだが、私は記憶定着させるため、それぞれの時代に起こったことを、今度は2倍速で見ながら、パソコンにまとめている。

こうすることで、世界史に大事な「流れ」が分かりやすくなるうえ、もっといいのは、「横のつながり」が実感できるということ。

例えば世界史ではたびたび、別の民族Aが入ってきたせいで、そこにいた民族Bが逃げてくる、という場面が登場する。

1回目だとどうしても、「民族B」のことに焦点を当て、その後別単元として「民族A」を見るため、繋がりを実感できない。というか、記憶が定着しないため、わかりにくい。

しかし2回目にして、「あーそういうことか!〇〇だからこっちに逃げてきたんだ!」という納得がいく。

だから私は、2回目以降も継続して学習することをおすすめする。

 

全単元の網羅は必要ない

そして、「全単元を網羅する必要はない」ということも覚えておこう。これはあくまで教養であり、目標としては「最後まで学習をさぼらない」ということにある。

言っちゃ悪いが、人によってはインド史、東南アジア史などは、かなり興味が薄く、どうでもよく感じられることもあるだろう。

そういう時はもう、思い切って飛ばしてみよう。(私は全部学習したけど)

モチベに自信のない人はむしろ、興味のあるところからつまみ食いするような感じで学習するのが良いと思う。

 

泥沼で後味の悪い冷戦時代~現代。

各国の思惑がことごとく噛み合わない第二次世界大戦前。

世界が大きく動き出す予感を体験できる19世紀。

あまりの混沌に思わず笑いが出る第一次世界大戦前。

 

おすすめはこんなところで、「世界史やってんな~」ということを実感できる。

一応学習としては先史時代や古代オリエントが最初なのだが、あまりに遠くて「現代と繋がってる」ことを実感できないかもしれない。

 

 図録は買おう!

そしてまたもう一つ、強くお勧めすることがある。

図録は、買った方がいい。

中学校や高校の授業中、図録だけはスラスラ読めた、という方も少なくないハズ。

あれは絵や画像、それに偉人たちのプライベートな姿が描かれていて、すごく面白いのだ。

これがあるのとないのとじゃ、モチベが2倍ぐらい違う。

私がおすすめするのは山川出版社のもの。

いろいろ見てみたが、これに勝るものはない。やっぱり高校の世界史選択の友人も、歴史は山川、と口を揃えて言う。

 

ということでリンクを貼っておくので、気になった方はこちらからレビューを見て、買ってみるとよい。これを眺めているだけでざっと1時間は潰せてしまう。興味のある単元から手あたり次第読むことをお勧めする。教科書なので1000円するかしないかであることも、良心的。

 

まとめ

今日のまとめ。

世界史は動画で学べば、モチベが下がらなくて済む

その際、興味のある単元からやっても構わない

図録は買うんだ。

 

以上。また2週間後ぐらいに出てくるかと思います。

今は世界史が楽しすぎて、こっちにつきっきりなので。