ちしきよく。

雑多系ブログ。みなさんの「何かを知りたい!」という欲を叶えましょう。

「何でもいい」とだけ答えられると本気で困るからやめて



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愚痴らせて。つかれた。

 

この前の話なんだけど。

 

 

友人2人とご飯を食べに出かけてたの。

まあほんとはご飯目的じゃなかったんだけどさ、お腹が減ったから「そろそろご飯にしない?」って言ったら、「いいね!食べようぜ」と釣れた返事が来た。

 

だから私が「じゃあえっと、何食べたい?」と聞いたところ。

二人同時に

「何でもいい」って。

 

まあ別にこの時点では何も無いよ。確かに、近くにどんな店があるかわからないしさ。

 

そんな状態で決めろってほうがおかしいから、私は携帯を取り出して、近くの飯屋を探したんだな。

 

で、「うーん、ここからなら、近くにカレー、ラーメン、定食屋、あとステーキ屋があるけど、どうしたい?」って聞いたら、また二人で

「わかんない、別に何でもいいよ」

 

って言うもんだから、まあ結構イラっときた。

 

イラっときたけど、それを顔に出すのは大人気ないから、

「せめて、どういうものが食べたい、とか、ない?和食とか中華とか洋食とかさ」

と、頑張って尋ねてみたら、また呆けた顔して……は失礼か、ちょっと口を開けて、

「うんうん、ないよ」

「別に」

 

 

いやまあ、食べようって提案したのはこっちだけど、

そっちも乗ってきたじゃん!ちゃんと乗ってよ!

って言いたいのを全力で堪えて、

 

「うーんそっか、じゃあカレーにする?」

 

って聞いたら。

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「何でもいい」の真意

何と言ったと思う?

 

一人は「えー?カレーかよ」

もう一人は「カレーはちょっと……」

 

 

じゃあもうお前等で決めろやオラァァ!!

 

 

と、叫びたくなったのをこらえ、ムズムズする胃でラーメンを頬張ってから、帰ってきた。結局ラーメンになった。

だからなんでもいいってことば嫌いなんだよなぁ。いっつもこうなる。

 

 

なんでもいい教の皆さんには申し訳ないが、私は「何でもいい」ということばが大嫌いだ。結論から雑に言ってしまえば、それは「責任転嫁と横着とを一気に行う魔法のことば」であるがゆえ、言われた側にしてみれば、最高に困るのである。

 

 もちろん「本当に何でもいい場面」というのはあるけども、それを言っていいのは、「本当に何になっても文句ひとついわない覚悟のある人」だけだ。

 

大抵の人間はそんな真似できない。ほぼ必ず決定に一言二言は付いてくる。

 

まず、人がどうして「何でもいい」を言ったのに、その後文句を言うのかについて、考えてみよう。

 

 

決めたくないけど決めたい、という二律背反

先に結論から言っちゃうけど、ここには人間のやっかいな性質が含まれているように思う。

 

すなわち、「自分では何かを決めたくないけれども、いいものがあればついていきたい」という精神性だ。

 

確かにそういう場面はある。

 

「何かおいしいものが食べたいけども、それが何なのかはわからない」というような場面。だから、その「何か」が自分の好みや気分にジャックポットだったら、「あーいいね!」となるのだが、問題はその逆。

提案されたものが自分になんとなく受け付けないものだったとき、「うーんそれは微妙」と思ってしまう。思ってしまうし、それを聞いた相手がどれだけ困るかわからずに言ってしまう。「えー、カレーはやだなあ」と。

 

 

思い当たりはあるはずだよ、みんなの中にも。

 

 

心理学じゃないけど、ちょっとした「意識」と「無意識」のはなしをしよう。

 

 

別に学問的なことじゃないけど、何かにおけるその人の好みを図とするとこうなる。

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黒い〇で囲んだのは、いわば「半恒久的な好み」。

つまり、自分が趣味にしているとちゃんとわかる部分。

でも実際はここはわずかで、残りの9割ぐらいは氷山のように、海の下に沈んでいる。

 

赤い〇で囲んだ部分というのがそれ。

こっちは、いわば「一時的な好み(≒気分)」だったり、「無意識的な好み」だったりする。

 

 

きっと皆さんも、

「今日は何となくハンバーグが食べたい」とか、「今日は水炊きは嫌だなあ」みたいな気分があると思うが、それが赤い〇の部分に相当する。

そして、そういうことについて我々はほとんど覚えておらず、「胸を張ってこれが好きと言えるもの」のほうがいかに少ないか、実感するはめになるのである。

 

 

 

本人にさえ意識できないのだから、それに付き合わされる他人はもっと厄介だ。

 

言葉にできないあたしの気持ち、察して♡

 

なんて恋人に言われた日にゃ……。

 

この分野のことを言語化するのは無理だから、結果として、「何でもいい」と言うしかなくなるのだろう。

 

どうして厄介なのか?

どうしてこのことばが厄介なのだろう。次はそれを考えてみよう。

まず、厄介というのは「めんどくさい」ということ。

ここで言うめんどくさいとは

 

「探しゃあるんだろうが、いちいちやってられんわ」

ということである。

 

つまり、君の好きなもの、今日食べたいものを見つけてあげるためだけに、他人が存在しているわけではない、ということ。

別に「何でもいい」と言う人が嫌いってわけじゃなくて、単に「その人の食べたいものを探してあげるほど、こっちに余裕なんてない」のだ。お腹ペコペコだったし。

 

そんな状態で、決定権を他人に「押し付けた」(任せた)あげく、グチを言われても、こっちが困るだけだ。 

 

さっきも言ったけど、「なんでもいい」からの「えーそれは嫌だ」って発言は、

 

俺が何が好きなのか当ててみろ、でも答えは言わんがな

とほぼ同じ意味なのだ。

 

そんなことをされたら腹が立つのは、誰でもそうだろう。

 

 

何でもいい時はどうしたほうがよいか

どう頑張っても意識できないのだから、諦めるしかないのだろうか。

否。

 

「何でもいいよ」と言いそうになったら、まずそのことばを抑えてみよう。

そのことばは想像以上に決定者を困らせる。

それに、「何でもいいよ」と言ったが最後、決定者に「いやお前さっき何でもいいって言ったやん」と言われたら、反論のしようがなくなる。

 

 

だから私は何でもいいとき、こう頼む。

「じゃあ、どっちか二択にして」と。

 

二択にすることのメリット

 

昔、本で読んだ覚えがある。

「人間は選択肢がありすぎると、選択すること自体をやめてしまう」のだと。

何となくわからんでもない。Googleの検索の結果のところに、一気に100項目なんて出てきたら、読む気なくなるもん。

 

これは無意識での作用であり、「候補がありすぎるせいで、なんとなく選ぶのがめんどい」(結果として「タダ乗り」的になってしまう)

というのは、だいたいこの法則が関与している……らしい。らしいだから知らん。

 

私が最初に友人たちにやったのもこれと似ている。

「何が食べたいか」だけ聞くのは、言い換えれば無意識下での一時的な好みを探り当てろというようなもので、あまりに無茶だ。

 

その後4択に絞っても文句タラタラだったのだからなおさら。

 

だから「2択」なのだ。

 

 2択にしてと頼むことで、あえて自分の頭から選択肢を減らす。

「どれがいいか」だと困るけど、「どっちがいいか」だと割りと選びやすい。

 

逆に、自分から「何がいい?」と尋ねるときも、2択に絞ってみよう。

 

ただ「カレーかラーメンってお前言ったよな?定食屋もあったじゃんか~!先に言ってくれよ」と言ってくるめんどくさい人もいるので、

 

「君たちが何でもいいって言うなら、いっそこっちが二択に絞るけどそれでいい?」と尋ねてみよう。

 

「はい」と言えばそれで済むし、「いやダメだわ」と言われたら「じゃあ代案お願いします」と言えばいい。

 

これを使うことで、私みたいなせっかちな人間はだいぶ救われることだろう。

そしてこれから先、「何でもいい」ばかり多用するのではなく、自分で決める心を養おう。

私の寿命が縮まないように、協力をお願いします(笑)

 

 

追記:返答・解釈など

「何でもいい」とだけ答えられると本気で困るからやめて - ちしきよく。

こういう場合は、本当になんでもいいのか確認した上で、「マクドナルド」を提案する。代案を出さなければマクドになると脅す。そうすると代案が出てくるので方向がみえてくる。

2017/07/10 22:11

b.hatena.ne.jp

 

あ、これ貰いました。最高。

次からは「最低ラインの妥協案」を出して、代案が出るのを待ってみますね。

 

「何でもいい」とだけ答えられると本気で困るからやめて - ちしきよく。

時間の無駄だから最初から一人で行動すりゃいいのに。食い終わったらまた集合すればいいじゃん。2つ3つプランを提示すりゃ食いつくだろうしプレゼンが下手

2017/07/10 22:30

b.hatena.ne.jp

 

えぇ……せっかくみんなで行ってるんだからみんなで食べたいのは当然だと思うんですが。

 

というか冒頭で

お腹が減ったから「そろそろご飯にしない?」って言ったら、「いいね!食べようぜ」と釣れた返事

って書いてて、様子からどう見ても2人はノッてたんですよ。一緒に食べる感じだったんですよ。

 

それなのに代案は出さないあげく文句言うから怒ってるのに、「プレゼン下手」って。

こっちがどれだけしてやんなきゃいけないやら。そんな暇じゃないです。

 

……まあ、もう一緒に行くことは無いと思いますけれども。