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ちしきよく。

雑多系ブログ。みなさんの「何かを知りたい!」という欲を叶えましょう。

【ネットの怖い話】ユーザー名を電話番号にしてたら変な電話がきた話



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私はアホでした。

 

アホでした。アホでしたので、オンラインゲームのハンドルネームを電話番号にしてました。市外局番は含みません。

自宅の固定電話の番号です。

その結果家に無言電話がかかってきた、というすべらない話。ゾッとする話か。

 

実は今もアホです。

 

 

オンラインゲームとの出会い

今日は自虐風なので敬体でいきます

 

私がオンラインゲームと出会ったのは小学3年のころでした。当時はパソコンなんてのもデスクトップ型の分厚いやつしか家になく、パソコン備え付けのゲームに勤しんだりゲームの動画をYoutubeで漁ったりしてました。父親のだったんですが、後ろからパスワードを覗き見て勝手に入るぐらいの知恵はありました。彼が仕事に行っている間にこっそりやってました。

 

ですがそれだけの娯楽では足りなくなるのが子どもというもの。私とて例外ではなく、Yahooきっず(懐かしい響き)ではなく普通のYahooで検索をかけ、さらなる刺激とストレス発散の場を求め、たどり着いたのがカタカナ5文字のゲームサイト。出すとディスるみたいになるんで、名前は伏せます。

 

たしか「ゲーム 無料」で調べた結果ここが出てきた……ぐらいの理由だったと思いますが、なんとかして親のメルアドを探し当て、適当に家の電話番号を打ち込んだらアカウントが作れちゃったからさあ大変。(電話番号は市外局番なしです。まだマシだったのかな)

 

で、そのまま、とあるオンラインゲームを始めました。

 

 

こっちも、そんなに深い理由があったわけでもなく、ただトップ画面に「オススメ」として表示されていたからにすぎません。が、「カンタン操作!」みたいな文面が齢9の少年のアホな精神をくすぐったのは覚えてます。

 

そうして魅惑の世界に足を踏み入れました。「〇〇〇123」という名前をキャラクターにつけてゲームスタート。こっちは本名とも住所とも関係なかった。

 

アカウント名(ユーザー名)とゲームでの主人公のキャラ名は別でした。今思えばこれが不幸中の幸いだったのかなと。

 

友人のN君

そのうち私にも友人ができ始めました。怖いので一応伏せときます。N君です。

初心者専用のルームでやってたんですが、私がログインするたびにそこにいて、すぐに仲良くなったのを覚えてます。当時は何も思いませんでしたが、不自然極まりないですよね……。

学校はどうか~?とか〇〇というモンスターがどうだ~とか、まあ他愛もない会話です。小学生どうしだからそんなもんなんでしょうかね。

 

すぐに打ち解けてフレンド登録、毎日数時間チャットに入り浸り、いろんな話をするという感じでした。

 

ある日彼が唐突にこんなことを聞いてきました。

「〇〇〇123は女の子?」と。

私はキャラクターを作る時、髪の短い子を選んでましたが、なんとそれは男じゃなくて女だったようです。道理で男専用兜が装備できなかったのかと、その時納得しました。

が、なんとなく知られるのも嫌なので、「どっちだろうねー」とごまかしました。

そこでちゃんと教えてれば……!

 

N君は本当の小学生か

当たり前ですが、フレンドとはいえど、名前とか住所とか電話番号などは自分から明かさなければ絶対にわからないようになってました。一定の安全性はあったわけです。

そう、自分から明かさなければ。

 

つまり逆に言えば、実際には小学生ではないのに、小学生を偽ってアカウントを作ることなんてほんとに容易いんですよ。そこらへんは完全に使用者のモラルにゆだねられてました。

というか本当に小学生かどうかなんて運営側じゃ確認取れないので、ゆだねるしかないですよね。

 

しかしまだ疑うなんてことを知らない小学生が、「今喋ってるこの人は本当に小学生か」なんて感じるはずもなく、私は当時、N君は本気で小学生だと思ってました。仲の良い、気の合う小学生の男の子だと。

 

その反面私は電話番号をアカウント名で明かしてました。

この非対称性が私に悲劇を招くことになります。

 

アレは電話番号なの?

ゲームの中のキャラクターのアカウントと自分のユーザーページは紐づけされてますから、その人のアカウントのページまでひとっとびすることができます。

 

そうすると何が起こるか。N君には私のユーザー名(電話番号)がばれてるわけですから、そりゃあもう「ココに電話して!!」って言ってるようなもん。

 

彼はとうとう禁断の質問を私にしてきました。

「アカウント名あるじゃん。

アレって、家の電話番号?」

 

私はなぜか怖くなって、普通に「好きな数字」とか言えばいいのに、(まあそれでも苦しめの言い訳か)黙って部屋を出てしまいました。

もうね、アホかと。黙って出てったらもう「ハイ電話番号です」って言ってるようなもんじゃんか。何か言えよ。

 

で、その後、もう彼に会うのが怖くて、「電話が来るかも!」と思うとログインもできませんでした。そういうところはしっかりしてたというか心配性というかただのアホでしたね。

 

無言電話の嵐

忘れもしない8月23日の夕方。泳ぎ疲れて帰ってくると、母親がふとこんなことを口にしました。

『たくさん電話がかかってくるんだけど』と。

 

私は嫌に高鳴る心臓を必死で抑えながら、どういうことか聞いてみました。

夕方、連続で5回ぐらいだったそうで、さすがに母親も怖がってました。最初の2回は出ましたが、残りはずっと電話には出なかったらしいですね。そりゃそうだ。

表示には「コウシュウデンワ」と書いてあったので、おそらく彼で間違いないと思います。

 

でも、実は無言電話だけじゃないんですよ。1回目の最初、彼こう言ったみたいで、そこからずっと黙ってたらしいです。

 

「女?女?」って。

その時の肌の粟立ち方はおそらく人生でもトップレベルでした。

未だに覚えてます。

 

母親は何も答えなかったそうです。まあ意味不明だから当然か。

私には意味がわかりましたが……。

 

N君という名前で活動してた「ソイツ」は、私が書いていた市外局番なしの電話番号に、考えられる市外局番を手当たり次第に代入して電話をしてきたということになります。

 

http://www.jpnumber.com/outnumber.html

によれば、日本の市外局番は391個

私の公開していた電話番号の桁数である程度察しがつくとはいっても、この数に近い電話を次々にしているだけでもどれだけの時間がかかるか。

 

私は逃げるようにキャラを削除し、二度と出入りしませんでした。

 

次に怖かったのは住所特定です。もし市外局番が絞り込めるならば、少なくとも市町レベルでは住所がわかっていることを意味するわけで、「そのうち本当に気持ち悪い奴がウチに入ってきて、ぶっ刺されるんじゃないだろうか」と怯えました。

(彼はたぶん、全ての市外局番の番号に繋いでただけで、私の家に電話が来た段階では特定できてなかったのかも……ああ運がいい)

怯えてはいたけれど、「自分が原因です」なんて親に申告できるはずもなく、親の前では何もない風を装っていましたね。

 

 

しかし、無言電話の嵐はその日だけでした。次の日にも次の次の日にも、公衆電話からの電話はかかってきませんでした。不審者情報もありませんでした。

で、こうやって無事生きてる、というわけ。

 

……という、何のオチもない怖くない話(バカの話)でした。

 

 

ここから学び取れる教訓。

 

子供には不用心にネット環境を与えないこと。

これ本当に大事。

私みたいなアホな子にはいくら啓蒙したって無駄です。脳と手が直結してて、せいぜい数分後のことしか考えてないので、親が監視できないならいっそ「ネット環境を与えない」という選択肢もありかと思います。ウチの子は大丈夫!なんて思ってても、その保証はどこにもないですからね。物騒な世の中ですから。

 

 

まあ結局、私が単にアホだっただけなんだけどね。

 

証拠ももはや全然ないのでこれを信じるかどうかは皆さんにお任せしますが、ともかく子どもの私のアホさを見くびらないように。彼らはやりますよ。やるときには。

 

ご清聴ありがとうございました!

 

 

……ってか、この記事をN君は見てない……よな?よな。