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ちしきよく。

雑多系ブログ。みなさんの「何かを知りたい!」という欲を叶えましょう。

ブログを書いてただけなのに成りすましに遭った(後半)



あとで読む

前回の続きです。

 

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www.chishikiyoku.com

 

相変わらずドロドロしてますので、太宰治が好きな方なんか……はちょうどいいかも。

ブロガー失格。

 

前回はえーと、twitterのサブアカウントの話までしましたね。

今回はそこの続きから。

 

 

サブアカウント作成せず?

とうとう、私はサブアカウントを作らなかった。

 

 

この狭いコミュニティーの中で、誰もが誰かへの反感を押し殺して、飼い慣らして「何事もないかのように」過ごしている。妬みとか、嫉みとか、憎しみのようなマイナスな感情を「持ってないふりして」いる。

言葉を重ねるだけ、真実は捻じれてゆく。自分の想いと裏腹に、ネット上の「ジブン」とはかけ離れる。

それなら、アカウントを作ったところで意味はない。そう思ったからだ。

 

それに、監視アカウントなんて言いながら、本当は悪口を言うのにも使っているのだろう、どうせ。

事実、そのようだった。いろんな人のアカウントを見てみたが、隠語を使ったりして、わからないように悪口を言い合っている。

くだらない。 そんなのに参加したくもない。

 

いやむしろ、私は、自分の悪口が言われていることを知りたくなかったのかもしれない。言われるのはしょうがないとして、それをこの目で見たくなかったのだ。

だって、私にとっては、初めて文章を公表することを学んだ場所だから。大切な気持ちが詰まった場所だから。自分を応援してくれる人がいる場所だから。

そして、もし誰かが私の悪口を言うのを見たら、私はその人をずっと、この先ずっと公平に判断できない気がしたから。

そういう理由で、私は(恐らく)未聞の「メインアカウントのみ」の活動をしていた。

 

 

晒しスレッド発見

さて、そんなに小さいコミュニティーにも関わらず、某巨大掲示板にスレッドがあることをお話ししていなかった。というのも、私がメインアカウントのみの活動をする、と決意してから、初めて発見したからだ。これはたまたまだった。

 

某匿名巨大掲示板。

 

ハッキングから今晩のおかずまで をテーマにするだけあり、いろいろなスレッドがあるものだ。私の趣味は相当マイナーだったが、ちゃんとスレッドが立っていた。

『〇〇晒し・アンチスレ』

そう書いてあった。

 

 

また嫌なものを見てしまった。興味本位でクリックすると、やはり呪詛の言葉が所せましと並んでいる。

読んでいくと、ある人のことがたくさん書いてあった。その人を……Aさんとしよう。

Aさんは数年前にこの界隈を辞めていった。人間関係のせいだった。とある大規模な対立に巻き込まれ、そのまま気を病んで辞めていったとのことだ。事実かどうかはわからないが。

これだけ聞けば『なんだそれだけのことか』となってしまうだろう。

※このAさんのことは覚えておいてほしい。

 

しかし、掲示板に駐在する彼らは違っていた。

 

数年前に辞めたAさんの悪口をまだ言いあっていたのだ!

そして、「実はあいつ、あいつさぁ、Aなんじゃね」なんて、別人=A説を唱える人もいた。世の中にはさぞかし暇な方がいるものだ。

 

その後、あるURLを見つけた。

「こいつ腹立つ、早く辞めろ」と添えて。

同じアンテナサイトに登録されている人のサイトだった。(例の女のブロガーさんではない)

 

彼がじっさい、どんな人かはわからない。ただ、私がしたコメントへの返答を見る限り、「腹立つ」なんて言われるような人じゃないのは確信していた。

嫉妬なんじゃないかなと思う。彼が幸せそうな趣味生活を送っていたことへの嫉妬。

こんなもの見るんじゃなかった。私はすぐにページを閉じ、呼吸を整えた。

 

 

どうして、こんなに狭い世界なのに、みんないがみ合っているんだろう。

どうして、分かり合おうとしないのだろう。

 

人間の陰の部分を見せつけられて、気が一気に重くなってしまった。

思ったよりも、この界隈は闇が深い。

その時初めて、そう実感した。

 

 

名物ブロガー引退

それは突然だった。「悲劇は幕開けなく起こる」なんて言葉があるが、まさにその通りだ。

アンテナサイトに登録し、3年以上ブログを書いていた人……Bさんとしよう。Bさんが突然の引退報告を表明した。

 

いや、なんとなくわかっていたのだ。彼女のブログにはいくつものネガティブコメントが来ていた。彼女だけでなく、彼女の親をも貶める発言もあった。

全て匿名だった。

 

Bさんはそれに傷ついていた。傷ついたという旨の記事を書いていた。「こんなコメントをしないで、面と向かって話したらどうなんですか」と。

私は知り合いのブロガーさんに話を聞くことにした。

「Bさんはね、2年前の〇〇で、たくさんアンチを作ったの」

心底下らなかった。どうでもよかった。こんなにマイナーな趣味なのに、どうしてアンチなんかが生まれるんだろう。

 

そういうわけで、引退するであろうことはなんとなく察していたのだ、みんな。

Bさんも嫌になったのだろう。「今までご迷惑をおかけしました」なんて、本音でもないようなことを言って、記事更新をやめてしまった。

コメントに「Bさんが引退すると寂しくなります」なんて書いたと思う。他の人も同じようなことも書いていた。それは私の本心だった。

でも、その中にもやはり、ネガティブなコメントはあった。

 

「ブサイク女はこんなブログさっさと閉じて死ぬのがいいよ☆」

 

投稿時間は夜中の3時。どんな生活をしているのだろう。これが機械であってほしかった。私に「書く喜び」を味わわせてくれた界隈に、こんな人がいると信じたくなかった。

今でもそのブログは残っているが、ネガティブコメント・スパムコメントで荒れてしまっていて、見る影もない。見に行く気にもなれない。

 

 

ついに更新が嫌になる

それでもめげずに私は記事を書いていた。反応をくれる人たちに応えるためにだ。

私が記事を書くたびに、応援のコメント、感謝のコメントをくれる。

その人たちがいる限り、更新はやめないぞ、と思った。

 

ある日、「幽霊はいるか」みたいな趣旨の記事を書いた。

私は確か「科学的に証明されていないから、今のところいない」と結論付けた。

 

その日の午後、いつものようにアンテナサイトの新着記事を読んでいると、

 

「ブログを辞めます」というタイトルが目に入ってくる。

また犠牲者が出たか、と思いながらクリックする。

 

以下の文章は忘れない。一生忘れるつもりはない。

人が大事にしているものを踏みにじる人がいる。幽霊がいるとかいないとか仮説蘊蓄並べ立てて書いても全く面白くない。こんなところで書いていても疲れるだけなので余所に行きます。さようなら。

 

 

心臓がまた鐘を打つ。嫌な打ち方……1年、2年、3年……

一打ちごとに一年ずつ寿命が減っていくような。

 

 

ブログが消される前に反論をした。コメント欄に長文を書いた。

何を書いたか覚えていない。どうせ理論的ではなかっただろう。そんなことを考える余裕もなかったのだから。

その人が読んだかどうかはわからない。今となっては。

 

ジブンが自分とかけ離れていたことに初めて気が付いた。

結局私だって、他人のことを何もわかっていなかった。押し付けたのはこっちのほうなのだ。意図していたかどうかなんて関係がない。その人にとっては不快で、大切なものを否定された気分になったのだろう。

 

 

その人が今これを見ているなら、謝ります。あなたの大事なものを、土足で踏みにじってしまって、ごめんなさい。

 

 

私はこのころから、ブログを書くということに恐怖を抱き始めていた。更新するのが嫌になった。ブログのことを考えるだけで腹痛が止まらなかった。

 

「古参」に叩かれる

そのアンテナサイトには匿名のコメント欄があった。いつも、相も変わらず数年前に引退した誰とかの悪口だとか、新しく来たブロガーに対する悪口なんかが書き込まれていた。ID制でさえなかったから、自作自演し放題なのだが。

確かに批判は自由だが、無料で見にきといて態度が大きすぎる。

 

私は趣味に関する理論体系をまとめるために、昔の大事件……それをC事件と呼ぶ……C事件について調べ上げ、記事にした。

 

「何蒸し返してんの?古参なめんなよ」

「かまってちゃんだろ 無視しとけ」

「早く辞めちまえよ またAみたいになるぞ」

 

悲しいというのもあるが、怒りが大きかった。

こいつらは、こんな風にいろんな「新入り」を喰ってきたのか。自分たちがどれだけの悪意を周りに発しているとも気づかず、他人を叩き続けてきたのか。

事実、そういうコメントは一部から叩かれていた。

 

「ブログに古参も何もないだろ、知った風な口利くなよ」

 

確かに蒸し返したことについては、一定の責任があると思う。

だが、文章には新入りも古参もない。それに、叩くなら匿名のアンテナサイトのコメント欄じゃなくて、私のブログのコメント欄に来ればいいはずだ。

 

卑怯だ。

 

私はようやく、この界隈が腐っていることに気づいた。

古参だ何だ言って、人間が入れ替わるのを防いでいるのだ。

誰が何のために?そんなのは知らない。どうでもよかった。

 

引退した名物ブロガーのBさんの記事を思い出した。

「この界隈で、何人が辞めてるか知ってますか?1年に8人ですよ。日本に〇〇を知っている人はたぶん500人もいないはずなのに、それだけの人が辞めていってるんですよ。

しかも、みんな人間関係のトラブルで」

 

私はいよいよブログを書くのが嫌になってしまった。ブログに来て直接意見を言ってくれるなら構わないが、匿名で叩かれるのは許せなかった。

いや、ただ単にメンタルが弱かったのだろう。自分がどこかで悪口を言われていると確実にわかるのだから、記事を書く気にはならない。

 お腹はもっと痛くなった。テストに集中できない、胃に食べ物が入らない、というくらい。夜は不眠にも悩まされた。

 

成りすまし そして引退

この趣味を専門にするサイトはいくつかあって、私はそこに入り浸っていた。まあまあ腕のある方だったし、ブログをしていたから、質問をする初心者に教えていたのだ。自分の(ブログ上の)ペンネームを明かして。

もちろん匿名で投稿することもできるが、承認欲求のためか、自分の名前を出していた。それ自体は楽しかった。

 

ある日、コメントが来た。

「お前がAってのはホントかよ キモ 早く引退しろよ」

(さっき話した、あのAさんのことである)

 

身に覚えがない非難はいつものことだったので、無表情で削除ボタンを押した。

その後、知っている方からこういうお知らせを頂いた。

 

「〇〇さん、もしかして成りすましに遭ってません?△△(私が教えていたサイト)のコメント欄に、あなたの名前で投稿がされてますよ」

 

私はすぐにそのサイトのコメント欄へと向かった。

連投でこう書いてあった。私の名前を騙って。

 

「私実はA(数年前に辞めた人)でした、今まで黙っていてすみませんでした」

「もう投稿はいたしません、許してください」

「すみませんでした、ブログも消します」

 

 

 

何かがプツンと切れた。

 

全てがどうでもよくなった。

 

別にもう、どうでもいい。

こんな腐った界隈なら、辞めたほうがマシだ!

 

 

「ブログを辞めます」というタイトルで書き出し。

せめてみんなの前では理性を保っていたかった。

「受験が忙しいのでブログを辞めます」なんて心にもない嘘をついた。

Aさんに申し訳なかったので、「私はAさんではありません」とだけ書いた。

 

私はとうとう、無言でブログを削除した。それまで投稿していた約120記事も、いろんな人からの感謝のコメントも、憧れのあのブロガーさんからの励ましも、数か月の思い出も、コトバを愛でる感情も、

全部消した。

 

 

削除が完了しました の文字を、ただ黙って見つめていた。

 

ちなみに、アンテナサイトからは記事の注目度のようなものが見れるのだが、

面白いことに、その記事が私のブログの歴代最高の注目度を集めていた。

 

みんな、もう見れないよ、それ。

 

 

そういう感じで、私は短いブロガー生活を終えた。私の憧れのブロガーさん……私にいろいろなことを教えてくださったあの人も、今となってはどこにいるかわからない。

だが、この前久々に訪ねてみたら、ブログが消えていた。

あの人も、私と同じような目に遭ったのかもしれないし、そうでないかもしれない。

どうでもよくなった。

 

だが、一つだけ言えることは、このブログは書いてて楽しいし、前の界隈のように陰湿でもない。成りすましの時の怒りに比べれば、どんなネガコメも非難も、霞に等しい。

 

 

 

だからみなさん、これからも私のブログを、私を、よろしくお願いします!