ちしきよく。

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【実験あり】とうとうNHKを解約できたのでやり方を書いてくよ



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NHKを解約したい人集まれ

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書きました!こっちのほうもご覧ください。てかこっちのほうが詳しく書けてます。

www.chishikiyoku.com

 

 

当記事はいわば、『ワンセグ携帯から変えたので、NHKを解約したい』人向けへの記事です。そうでない方は上の記事のほうがいいかと思います。

 

 

こんばんは。いかがお過ごしでしょうか……というめんどくさい前置きは後にして、今日は昔々の物語から始まります。3か月前の話です。

 

ものすごく腹が立つので、今日は常体で話しますよ。

 

NHK契約までのいきさつ

2016年10月XX日、虚しすぎるほど平和な日曜の昼下がり、

ここに一人の来客があった。

名を……NHK地域開発スタッフという……。

 

 

「彼」は相も変わらず、Youtubeでめぐり遭った素晴らしい音楽をかけながら、カーテンを閉め切ったままの4畳半の寂しさの中、ひとり体を揺らしていた。

汽車の進むレールをあらわすかのようなスネアドラムの16ビート、

旅の終わりを告げる悲しげなエレクトリック・シタールの旋律、

声にならない叫び―聴き手がこの曲に浮かべるノスタルジア―を表したようなスキャット、

そのすべてに酔っていた。

要するに、彼はこの曲の全てに心を傾けていた。

二度と取り戻せないあの頃への想いとついに終わってしまう旅の郷愁を乗せ、16ビートが人生を奏でている。

しかし、それを全力でぶち壊す音があった。

来客のチャイムであった。

例えるなら、エジプトの遺跡に電気冷蔵庫を発見したような、ヴァーラーナシーの地に流れるプールを発見したような唐突さだった。

せっかくひとり感傷に浸っているのを邪魔されて無事では済むまい。

彼は唐突な訪問者である彼または彼女をこらしめようと考えながら、玄関へと向かった。

「どなたですか」

「NHKですが」

彼は激怒した。必ず、かの邪智暴虐のNHKを除かなければならぬと決意した。

というのは嘘だが、やましいことは何もないので出てみた。

「あ、はーい」

「すみません、こちらのお宅で契約が取れていないことがわかりましたので、伺いました」

「なるほど」

そりゃあそうだ。「NHKからの大事なお知らせ」とかいう名前の書類は、大学に入る前に破き捨てた。契約なんてしているはずがない。

「テレビ持ってますか」

「ないです」

「携帯は?」

「携帯?」

「ワンセグ機能のついた携帯を持っている世帯からも、受信料をとることになってますので」

勝った、と彼は思った。携帯にワンセグなんてついていなかったはず。

「携帯見せてもらえますか」

今思えばこれが愚かだった。彼らに携帯を見せる義理なんかなかったのだ。

「はい、どうぞ」

携帯をドヤ顔で持ってきた彼の前に、衝撃的なひとことが発せられる。

「あ、これ、ワンセグついてますね。契約してください」

彼は返す言葉がなかった。海千山千の地域スタッフとやらに敵うはずがない。

確かどもりながら

「ワンセグついてたんですね、あ、知りませんでした」

今でもこれを思い出してはらわたが煮えくり返る。

そして彼は手元から何かを取り出す。放送法と書いてあった。

「受信機器がある場合は契約しなきゃいけない」的なことが書かれていた。

私は負けた(一人称に変えます)。

正しくは、負けてなんかないのに、

負けたと思い込んでいた。

思い込んだバカが一人いた。

私は放送法について、NHKについてあまりに無知だった。

あまりに多くのことを知らな過ぎた。

彼らのやり口が正当なものでないと知っていれば、絶対に契約なんかしなかったのだ。

無知は罪とよく言ったものである。

機転を利かせ(契約させられている時点で機転も何もあったもんじゃないが)

「今からバイトなので」

しかし彼はやはり強かった。否、私が弱すぎた。

この時点でドアを閉めていればよかったのだ。

「いえ、受信機器があれば払わなきゃいけないことになってるんです。

今すぐ契約してください」

ヘソで茶が沸かせるくらい怒りマックスなのでいろいろ割愛する。

いろんな問答があったものの、

(割愛)

結局私は契約させられてしまった。テレビは家にない。ワンセグがあったところでテレビを見ようとも思わないし、そもそもワンセグが自分の携帯についていたことさえ知らなかった。

こんな学生から受信料を巻き上げるNHKのやり口も汚いが、私は私でアホすぎた。

だが、タダで負けたわけではない。

NHKにはクレカを渡すな

私が行った対抗策は

クレジットカードを渡さなかった

ということ。これは、テレビが家にあるからちゃんと契約しよう、と思っている人にも知っておいてほしい。特に無知な大学生や、これから大学生になる高校生には。

今のNHKは便利なもので、いちいち口座の番号を教えなくても、クレジットカードを機械に通すだけで口座引き落としが行えるようになっている。

これが罠なのだ。

携帯の会社にもありがちなのだが、テレビを捨てて「NHKを解約した」と思い込んでいる人たちからも受信料を取ろうとするNHKの策なのである。

すなわち、解約を忘れた人の口座から金が取れればラッキー!という非常に悪質極まりない考えであり、「いちいちコンビニ振り込みは面倒でしょう、口座引き落としに変えましょうよ」なんて提案している。

 

 もしあなたが「テレビは持ってるけど、NHKは見ないし、契約したくないなあ。でも、契約を断れるほど精神的に強くないなあ」とお考えなら、以下の方法をとってほしい。(逆に言えば、NHKを普段見ている人はちゃんと口座引き落としにして、支払いをしてあげよう。あなたの見ている番組は、あなたの払った受信料で成り立っているのだから。)

 

NHKをぶっ潰す!の立花さんは、自らの動画で「テレビを持っている方は、わざとNHKと契約して、その後金を払わないという手法をとりましょう」と述べておられる。契約にしても、金を一度もやり取りしていない契約に実効性がほとんどないことを生かしている。

すなわち、テレビを持っていないと言ってしまうのは大変で、ストレスがかかるため、契約した形にしつつ金を払わない、ストレスのかからない方法をとろうという提案なのである。

 

口座引き落としにするとこの手法がとれなくなってしまう。月に1回口座を解約し、水道料金と電気料金とクレジットカードとガス料金を新しい口座から引き落としにして……なんてするととってもめんどくさいのだ。

だから、「今はクレジットカードがないので後から払います。コンビニ払いでお願いします」と言いつつ、一度も払わないという方法が理想的になる。

 

 

すでに口座引き落としにしてしまっている方は、面倒だが一旦口座を解約しよう。

後日、いろんなところから請求書が送られてくるはず(電気料金、ガス料金、水道料金+NHK受信料)だが、このうちNHK受信料の請求書だけを除いて移し替える、という作業を行うことになる。

詳しくは立花さんのYoutubeチャンネルへ。

 

 

私の場合、クレジットカードや預金通帳を10分くらい探して

ありませんでしたー!!

なんて大声で言ったから、向こうの人も

「え……それは本当にまずいですね、ちゃんと止めてもらったほうがいいですよ」なんて心配してくれたり。

余計な世話だよ。アホ。

まあ私の場合、こんなに深く考えていたわけではなくて、見もしないテレビになんとなく契約させられるのが嫌だったからなのだが。

 

ついにNHK解約

そしてこの前、携帯を買い替えた。6年前に買った旧型の携帯で、動作もかなりモッサリしていたためいいチャンスだった。ここからがメインのコンテンツになる。今までの話は前菜にすぎない(前菜で3000文字とるアホ)。

ここからは敬体に戻します。

NHKふれあいセンターというキモい名前のところに電話しました。

 

以下、録音の書き起こし。

「すみません、ワンセグ機能のついていない携帯に変えたので、NHKを解約したいのですが」

名前を教える

「わかりました。では、お住まいの地域はどちらですか」

「〇〇です」

「〇〇のどちらでしょうか」

「あー、えっと、市ですか?」

「はい、市でお願いします」

「〇〇市です」

「わかりました。ですが、こちらでは解約のお手続きができかねますので、後日〇〇放送局からかけ直します。いつ頃予定が空いていらっしゃいますか」

(メンドクセェな)

「あー、そうですか。うーん……じゃあ、もう私が直接電話しますわ」

「あ、はい。ご自分でお電話される、ということでよろしいですね。わかりました」

 

どうやらNHKふれあいセンターというキモい名前は下請けの企業のようで、解約に関する権利は持たないみたい。ここは金がかかりますが、地域の放送局に直接電話してみましょう。

 

「すみません、うんぬんかんぬん 解約したいんですが」

「わかりました。ではそちらに解約届を送りますので、ワンセグなしの携帯に変えたということがわかる書類を同封して、送り返してください」

「書類?」

「はい、機種を変えた際にですね。もらう書類で結構です」

「なるほど……で、そのー、解約書?っていうのは、どれくらいで送ってきますか」

「1週間から10日ほどです。ですが、書類が届いて3週間たっても送り返されなかった場合は、一度それが無効になってしまいます」

「へぇー。その場合ですよ、ないとは思いますが、送り返さなかった場合は、もうずっと解約できないんですか」

「いえ、一度こちらからお電話を差し上げ、『書類が届かなかったため、今回は解約を見送らせていただきます』という形になります。その場合はまた電話頂ければ、書類をもう一度送ります」

「へぇー、便利なんですね」

 

放送局は正式な社員であり、一人ひとりが解約を進める権限を持っています。

ふれあいセンターより、放送局のほうが多少話が進むようです。

 

その後、8日くらいで解約書が送られてきました。ネットでは「結局解約書が来なかった」という話もあって不安でしたが、ちゃんと届きました。

届いたのは「放送受信契約解約届」

 

 

テレビジョン放送を受信できる受信設備(デジタルチューナー付きパソコン・録画機・ワンセグ付きの携帯電話等を含む)をお持ちの場合は、放送受信契約を解約することはできません。

1.放送受信契約を要しないことになった事由

の、一番上「受信機を撤去した」にチェックをつけ、「ワンセグなしの携帯に機種変更」

2.放送受信契約解約届の提出にあたり、放送受信契約を要しないこととなった事由、その他の上記の記入内容に相違ありません。

の欄に自分の名前を書き、印鑑を押して完了。

それと同時に、携帯会社からもらった書類を同封し、

ポストに投函はしない。

 

 

というのも、NHKに書類を送ったのに、「書類が届いてませんよー」と言われてしまう例がネットにあったから。本当かどうかはわからないが。

だから、ここは頭を使って

書留郵便

を使うことにしましょう。私は簡易書留を使いました。

これなら手渡しですから届いてるのに「届いてない!」と言われることもなくなります。そして、郵送する前に必ず解約届の両面コピーをとること。こう書いただの書いてないだの、そういうイザコザをなくすためです。

こうすれば、向こうが解約を拒む抵抗ができなくなります。もっといいのは内容証明郵便ですが、少し値段が高いですね。ですが、念に念を入れたい方はこっちにしましょう。

 

ちなみに、携帯の会社の書類は現在電子化されており、普通の機種変更では書類がもらえません。(もしかしたらウチの携帯会社だけかも)

ですが、会社の人に「NHKの解約のさい、書類がいるため、機種変更をしたという証明になる書類を下さい」と伝えたところ、自分の名義と機種が書かれた書類をもらうことができました。この書類がないと解約はさせてもらえません。放送法の解釈を巡って論争できる知識と時間がある人は書類なしでも大丈夫かもしれませんが、普通の人ではまず無理なので、必ず書類をもらうようにしてください。

 

こうして無事解約することができました。

 

ちなみに、おまけ。

私が契約させられた日、腹が立ったので例のふれあいセンターに電話。

 

「この電話は録音されています」なんて言うもんだから、本当かなー?と思い、一つ実験をしてみました。

まず一日目。

「さっき契約させられたんですが、ワンセグ……ですっけ?埼玉県の裁判で、ワンセグ付きの携帯は受信料を払う必要がない、って判決出てましたよね。

あれについてどう思われます?私はワンセグで契約させられたんですが、今から解約とかできますか」

と尋ねてみたところ、

「あれは第一審であり、最高裁の判決を待たないとこちらも何もいえない」

と、すなわち

解約は受け付けません

という内容の答えが。

この後、次の日ですよ。前の日電話に出た人と違うのを確認し。

 

「受信料を払うのは国民の義務です なんて言って押しかけ、ドアに足を挟んで閉められないようにしたうえ、脅迫的に無理やり契約させられたんですが、そもそもウチ、テレビもカーナビもワンセグもないんですよ」と言ってみたところ。

「先日のお客様の電話と内容が食い違っていますがどっちなのですか

みたいなことを言われた。

怪しまれて解約できないのも困るので、後から

「嘘ついちゃったテヘペロ」

なんて言ったところ、

「携帯があれば契約はしなければなりませんが、嘘をついたことに関しては大丈夫です」的回答が。やったぜ。

 

つまり、ここから導き出される結論は一つ。

ちゃんと録音してるな

ということ。だから嘘はつかないようにしましょう(当然)。

ちなみに嘘をついて解約しようとすること自体は、立花さん曰く刑法246条の詐欺罪、2項詐欺が適用されてしまう恐れがあるため(といっても、『そいつがテレビを持っていた』という明確な証拠がない限り絶対無理ですが)、やめましょうね。

 

私のスタンスとしては、

 

テレビを持っており、NHKを見ている人は当然払うべき。

 

テレビを持っており、NHKを見ていない人は払う必要なし。

 

ワンセグしか持たない人はすぐ解約!(見てるなら払ってね)

 

まあこの辺についてはまた後日、放送法と絡めながらわかりやすーく解説していきますのでお楽しみに。

早う潰れろ、NHK。

 

www.chishikiyoku.com

 

2017年12月7日追記:

www.nikkei.com

 

NHKと男性との裁判、最高裁が出した判決によれば、「裁判によって契約締結が確定すれば、お金を払え」と確定しました。これにがっくりきている方もいらっしゃるとは思いますが、むしろ大事なのは、

「契約を申し込んだ時点で自動的に成立する」とのNHK側の主張は退けた。

 という点です。

つまり、NHKが家にやってきて、「契約してくださいよ~」と頼んだだけでは、やはり契約は結ばれておらず、NHKが勝てるかどうかもわからない裁判で相手を訴え、しかも勝たなければならないのです。

 

今回訴えられた男性も恐らくは、NHKが「ほぼ勝てる!」と確信したから訴えられたのでしょう。具体的には、テレビ画面に映っている「B-CASカード云々」の表示を消すため、NHK側に自らの個人情報を送り付けた人、ということで、これを消しさえしなければ、テレビの有無がバレることはありません。

 

つまり今回の裁判でこちら側が負けたからといって、諦める必要はないのです。